「秋田竿燈(かんとう)まつり」の竿燈会ごとの演技場所を確認できるウェブページが、現在、公開されている。
竿燈会ごとに時間により異なる演技場所を確認できるパソコン画面
コロナ禍前の2019年には開催4日間で130万人に上る来場者が大通りを埋め尽くす、秋田県内最大級の夏の伝統行事「秋田竿燈まつり」。今年は、町内や企業、大学などの竿燈会63団体が、250本以上の竿燈を使い妙技を披露する。
竿燈会は、大町2丁目橋から山王十字路までの大通り約850メートルを移動しながら演技を披露するため、「お目当ての竿燈会を見つけにくいこと」から、竿燈会ごとの現在地をスマートフォンなどで確認できるウェブページとして、オープンデータの研究などに取り組む「Code for Akita(コード・フォー・アキタ)」が、2019年に初めて制作。参加する団体数や移動時間などは開催年によって異なるため、データに修正を加え、7月31日に2023年版を公開した。
ウェブページを制作した同団体代表の小林秀樹さんは「7月の大雨により浸水被害などに見舞われながら参加する竿燈会もある。市民や観光客の皆さんと一緒に応援できれば」と利用を呼びかける。
竿燈会の竿燈大通りへ入場は、8月3日18時50分。8月6日まで。