生活支援活動などに取り組む複合施設「ストーリーキャット」(秋田市南通亀の町、TEL 018-838-5450)が7月22日・23日、食料品と生活用品を配給する。
生活支援に取り組む秋田市五丁目橋そばの「ストーリーキャット」
14日からの大雨で、多くの市民が被災生活を余儀なくされる秋田市内。氾濫が心配された旭川にかかる五丁目橋そばの同施設を運営するNPO法人あきた結いネット(八橋本町3)が、浸水被害を免れた同施設を拠点に市民の生活支援に取り組む。
同NPOの呼びかけに応じて県内外から寄せられた、食料品や生活用品などの物資を無償で配給する。米やパックライス、インスタントみそ汁、インスタントラーメンなどの乾麺、菓子などの食料品と、洗濯用洗剤やトイレットペーパーなど生活用品の中から、一世帯当たり10点まで希望に合わせて配る。50食分の持ち帰り用カレーライスも用意する。
大雨被害の大きかった広面地区のアパートを中心に被災状況を見て回る同NPO代表の坂下美渉さんは「浸水で濡れたままの布団で寝起きする一人暮らしの高齢者もいる。大雨による被災のみならず、生活に困っている皆さんの役に立つことができれば」と利用を呼びかける。
介護支援専門員らによる生活相談も受け付ける。
営業時間は10時~17時。カレーライスの提供は、11時30分~13時30分(22日のみ)。