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閉店飲食店の「もつ煮」がレトルトで復刻 秋田の障がい者支援施設が店主監修で

秋田市の障がい者就労支援事業所が元飲食店主の監修を受けて復刻販売するレトルトのもつ煮込み「もつ煮はるちゃん」

秋田市の障がい者就労支援事業所が元飲食店主の監修を受けて復刻販売するレトルトのもつ煮込み「もつ煮はるちゃん」

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 秋田市仁井田の障がい者就労支援事業所が、9月上旬、同地区で営業していた飲食店「もつ煮はるちゃん」の看板メニューをレトルト商品として復刻させた。

レトルト商品として復刻販売する「もつ煮はるちゃん」

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 比内地鶏スープと県産の味噌で仕上げる同店の豚もつ煮込み。一般に豚の小腸を食材に使うところ、大腸を食材に脂分を丁寧に取り除いて仕込む。冷めても脂で固まることのないスープなどから好評だったが、店主の清水孝さんの体調などを理由に、2021年9月、閉店した。

 閉店を知った、同地区で就労継続支援A型事業所エバーグリーン(仁井田潟中町)を経営する相澤和芳さんが、同メニューのレトルト商品化を清水さんに打診。「施設利用者の適性を生かしながら、働きがいを感じられる仕事を探していた」との相澤さんの熱意が通じ、清水さんから食材の下処理や調理法などの監修を受けるなどして製造し、発売にこぎ着けた。商品名は、同店名に「あきたのたからばこ」の商標を加えた。現在、同施設の利用者らが、1日700個ほどを製造する。

 相澤さんは「施設利用者の一般就労に向けた職業訓練の一環として事業化した。調理に手間はかかるが、清水さん直伝の手作業で行っている。当施設が企画から販売までを手掛ける商品の第1弾の位置付け。今後、シリーズ化を目指したい」と意気込みを見せる。

 価格は594円(180グラム)。食品スーパー・ナイス各店やトレザイールベース(仁井田本町6)などで販売する。

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