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秋田・バリトン伊藤さんがトートなど3種 独自ブランドでセレクト店とコラボ

秋田市内のセレクトショップとバッグなどをコラボ企画するバリトン伊藤さん

秋田市内のセレクトショップとバッグなどをコラボ企画するバリトン伊藤さん

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 タレントのバリトン伊藤さんが作るトートバッグなど3アイテムが4月16日、アパレルなどを扱うセレクトショップ「風と地の吾(かぜとちのわ)」(秋田市中通2、TEL 018-893-4331)で発売された。

デニム生地を生かすトートバッグやポーチ

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 秋田を拠点にテレビやラジオ番組で活躍する伊藤さん。2017(平成29)年には、地元紙に寄せた裁縫などがテーマの連載コラムをまとめた「バリトン伊藤 手芸男子です!」(秋田魁新報社)を出版するなど、豊富なアパレルの知識や高い縫製技術を持つことで知られる。

 同店とコラボ企画したのは、デニム生地を使うトートバッグ(Sサイズ=2,750円、Mサイズ=3,300円)、ポーチ(Sサイズ=1,320円、Mサイズ=1,760円)、マスクケース(1,650円)の3アイテム。バッグの内側に小分け用ポケットを設けたり、底部を補強したりするほか、ファスナーの「取っ手」を皮革に変更するなど細部に工夫を施した製品は、いずれも伊藤さんの手作り。10年ほど前から温めていたという「Flamingo Train(フラミンゴトレイン)」ブランドで展開する。

 製品化のきっかけは、伊藤さんと同店店主の鷲谷嘉徳さんとの出会いから。鷲谷さんが「伊藤さんの書籍を通じて、ものづくりの知識や技術の高さに感じ入っていた」ところ、4年ほど前、「伊藤さんとバーで席が隣り合う偶然に恵まれた」という。それから親交を深め、「一緒に楽しくものづくりをしたい」との鷲谷さんのオファーを伊藤さんが受け入れ、発売にこぎ着けた。

 伊藤さんは「扱いやすいサイズ感などに気を配った。製品といっても家内工業。あまり気負うことのないものづくりができれば」と話す。

 営業時間は11時~20時。火曜定休。

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