「秋田ICTフェア2021」が11月28日・29日、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。
人工知能「AI」やさまざまなモノにインターネットを活用する「IoT」などを使い、企業や自治体が抱える課題の解決につなげることや、先端IT技術を県民にPRすることなどを目的に、県内外の企業や団体、研究機関、自治体など約170団体でつくる「秋田デジタルイノベーション推進コンソーシアム」と県が開く。
3回目を数える今年は、県内外のIT関連企業や大学、自治体など31団体が出展。小型ドローン「トイドローン」やスマートグラスを使う遠隔作業の体験、リアルに再現された渋谷のまちなかの散策体験、自転車に乗車中の「ながらスマホ」の危険性の疑似体験など、体験型ブースを多く設ける。
ゲームやIoTツールを制作する子ども向け体験会「キッズプログラミング教室」や、サッカーゲームの秋田県代表選手と対戦する「eスポーツ」イベントも開く。29日、ローカル5Gなどをテーマに講演会やパネルディスカッションを行う。
県デジタル政策推進課の石倉佑基さんは「昨年は、コロナ禍のためオンラインでバーチャル開催したが、会場で開催するのは2年ぶり。先進技術に直接触れることで、リアルに体験いただくことができる。子どもから高齢者まで広い世代の皆さんに楽しんでもらえる内容を多く用意した。足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は、28日=13時~18時、29日=10時~17時。入場無料。
「キッズプログラミング体験」と「eスポーツイベント」は事前の申し込みが必要。問い合わせは、県デジタル政策推進課(TEL 018-860-4271)まで。