
大阪を中心に活動する絵はんこ作家・カキノジンさんの「ガリガリ絵はんこ教室in AKITA」が5月10日・11日、「暮らしの器ミケ」(秋田市山王中島町、TEL 018-864-0694)で開講され、10人の受講者は思い思いの絵はんこを製作した。
「クワガタ」「鍋」「動物」など、篆刻(てんこく)用の石に受講生が思い思いの絵柄を彫った同講座では、「人のやらないことをしようとする、人より上を行こうとするのが大阪流」(カキノさん)という考えから、電車内ではんこ教室を開講したエピソードや、秋田の書店で購入したという山菜「わらび」のダミーを紹介するなどして盛り上がったほか、アコーディオン演奏も披露。
カキノさんは「自分は本格的に絵を学んだこともなく、はんこ彫りがそんなに好きかと言われるとそんなでも…(笑)。だから次は何をしようかとたくらんでいる」とし、「とにかく、みんなで楽しいことをしていたいから、教室や部活動を通じて、来てくれた人にワクワクした気持ちになってもらえればうれしい」とも。
教室の受講者は全員、「全国で約5,000人いる」(同)というカキノさんが部長を務める「はんこ部」の部員となる。秋田の部員10人は、カキノさんを「イチゴ狩り」や「きりたんぽ鍋」に誘うなどし、カキノさんは「秋ごろにはまた来たい」と答えるなど、絵はんこの製作を通じて交流を深めていた。
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