秋田市内の菓子店などが、現在、さまざまなアレンジを加えた洋菓子「マリトッツォ」を販売している。
イタリア・ローマの伝統的な菓子で、パン生地・ブリオッシュに生クリームなどをはさんだ「マリトッツォ」。
全国的に注目を集める中、秋田市の菓子舗榮太楼(本社・秋田市高陽幸町)は、同社の看板商品で山ブドウ味のゼリー状の菓子「さなづら」を刻んで生クリームに和え、涼やかな風味と見た目の商品(320円)に仕上げた。いとく新国道店(高陽幸町)と同自衛隊通り店(土崎港北2)で販売する。
たけや製パン(川尻町字大川反)は、生クリームに代え、同社人気商品のホイップクリームをはさんだ「バナナボートのホイップたっぷり マリトッツォ」2種(162円)を6月に発売。県内の食料品スーパーなどで販売する。
秋田キャッスルホテル(中通1)は、ホテル専属のパン職人とパティシエが連携し、月替わりでフルーツを加えた商品(432円)をシリーズ展開する。
同ホテルの広報担当者は「秋田県内でも話題のスイーツとして販売する店舗が増えている。ブリオッシュにこだわった、当ホテルならではの月替わりのマリトッツォも楽しんでもらえれば」と話す。