ご当地ヒーローの企画・制作などを手掛けるエフツーゾーン(にかほ市)は6月10日、マスク「フィットマン」を発売した。
ヒーローのスーツ生地の特長を生かしたマスク「フィットマン」(拡大写真)
「超神ネイガー」や「東北合神ミライガー」など、これまでに100体を超える国内外のヒーローの制作を手掛けてきた同社の海老名保社長が「ヒーローのスーツ素材として使う生地は、通気性や速乾性、伸縮性、耐久性などに優れていること」に着目し、夏季に適したマスクとして考案した。同社のヒーロースーツの制作を手掛ける由利本荘市内の縫製会社が製造する。
ネイガーのイラストをあしらったデザインや、「ヒーローでよく使われるモチーフ」(海老名社長)というハチの巣のようなデザインのハニカム柄3色、ライトブルーやホワイトなど無地5色を展開する。大人用3サイズ(1,200円~1,500円)と子ども用(800円)を用意する。
同日、秋田市内で開かれた記者発表会には、ネイガーのほか、同商品のPRヒーロー「フィットマン」も初お目見え。ネイガーと縁のある潟上市の「カタガミジャー」も応援に駆けつけた。
「ヒーロースーツの制作で得たノウハウを生かし、装着感のいい快適さを追求した。耐久性も高いため、洗って繰り返し使うことができる。マスクを着けてネイガーを応援してもらえれば」と海老名社長。
同社経営のスポーツジムで販売するほか、ネット通販にも対応する。
同商品は、潟上市内の子ども200人に進呈するほか、にかほ市のふるさと納税の返礼品としての利用も予定する。