フレンチレストラン「Sous-Sus(スシュ)」(秋田市大町1、TEL 018-853-7614)が10月中旬、オープンした。
下積み時代から13年ほど勤務した都内の有名フレンチレストランで料理長を務め、2017(平成29)年にはフランスのレストランガイドで「期待の若手シェフ賞」に選ばれるなどの経歴を持つ澁谷瑛子さんが帰郷し、独立開業した。
白木を基調にした約20坪の店内に、オープンカウンター4席とテーブル4卓16席を設け、秋田県産やフランス産の食材を使うランチ(1,800円~3,400円)とコースディナー(4,800円~8,500円)を提供する。料理のスタイルに合わせるワイン(4,000円~3万円前後)は、フランス南部のラングドック地方産を中心にそろえる。
店名は「地にしっかり根を張り、上へ向かって成長したい」との思いを込め、「下に上に」を意味するバレエ用語から。
「子どもの頃に由利本荘市内のレストランで食べたフランス料理の味が忘れられず、地元で独立することが夢だった」と話す澁谷さん。「キノコやジビエ、海産物など、秋田は食材が豊富な地域。敷居が高いと思われがちなフレンチの魅力を多くの皆さんに伝えたい。歴史ある大町エリアで、長く愛される店づくりができれば」と意気込みを見せる。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~22時。月曜、第1・3日曜定休。