8月3日~6日に秋田市で開かれた「秋田竿燈(かんとう)まつり」位置確認データのアクセス結果が8月19日、公表された。
開催4日間で130万人以上の来場者が大通りを埋め尽くす、県内最大級の夏の伝統行事「秋田竿燈まつり」。
町内や企業など70団体以上が参加し、時間ごとに移動して演技を披露する「竿燈会」の中から、お目当ての団体を見つけやすくするため、オープンデータの推進などに取り組む「Code for Akita(コード・フォー・アキタ)」が演技場所データと地図サービスを組み合わせた検索サービスを昨年から提供する。
今年のアクセス数は、開催4日間で2万9857件、1万3724件のユニークユーザーに利用された。
検索回数が1000件を超えたのは「下米町一丁目」「新屋」「川尻本町」の3団体。民間企業では「JR東日本」が最も多かった。
同団体代表の小林秀樹さんは「ウェブページ上の掲載順などの関係から、必ずしも積極的に検索された順位を示すデータとは言えず、あくまで利用結果として公表したもの。町内以外では、小学校や大学、県庁など関係者が多い竿燈会が検索された」と話す。