「秋田ICTフェア2019」が8月2日、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で始まった。
ITやIoTなど先進技術の活用を企業や自治体に促すことで、県内産業の振興を図ることなどを目的に、県内外の企業や団体、研究機関、自治体など約130団体でつくる「秋田デジタルイノベーション推進コンソーシアム」と県が初めて企画し、2日間にかけて開く。
開催初日、同施設オープンスペースにブースを設けたIT関連企業や研究機関、任意団体など約30団体の担当者らが、企業や自治体の担当者に、デモンストレーションを交えながら自社のサービスや技術などをPRした。
スクリーンに投影した玩具にスポンジのボールを投げて楽しむバーチャル「射的」や、にかほ市象潟町の「元滝伏流水」を五感で疑似体験できる「VR」技術、自身の体の動きをスクリーン上に反映させる技術などを活用したゲーム、ドローン操縦体験など、誰でも楽しむことができる体験型ブースを多く設ける。
県情報企画課IT改革推進班の担当者は「家族連れの皆さんにも楽しんでいただける展示も多い。ITで変わっていく世の中を広く知っていただく機会にできれば」と来場を呼び掛ける。
3日は、小学3年生以上が対象のプログラミング体験会などの開催を予定する。
開催時間は10時~17時。入場無料。
プログラミング体験会は、10時~11時30分と13時~14時30分の2回に分けて開く。事前の申し込みをしていない来場者も先着で数組を受け付ける。