秋田市主催の起業家対談イベント「AETa(Akita Entrepreneurs Talk)」が7月17日、マックガレージ(秋田市中通5)で開かれた。
起業家対談イベントを企画する石井宏典さん(左)とゲストの海老名保さん
地域の未来を考えるための幅広い視野を得ることなどを目的に、地元で活躍する起業家をゲストを招き、月1回ペースで開く同イベント。「秋田市地域おこし協力隊」の石井宏典さんがプロデュースし、主に若年者層を対象に開く。
19回目を数える今回のゲストは、「超神ネイガー」や「東北合神ミライガー」など数十件に及ぶ国内外のヒーローの企画・制作を手掛ける「正義の味方」(にかほ市)の海老名保社長。
高校生や大学生のほか、社会人らスタッフを含め約20人が参加して開かれた当日。石井さんが聞き手を務める対談で海老さんは、多くの挫折や困難を乗り越えてきたエピソードなどを交えながらトークを展開。「新たな取り組みには、踏み出す『勇気』が大切であること」を強調するなど、「ヒーロー」らしい持論を繰り広げた。
国際教養大学や秋田公立美術大学の学生、高校生らから寄せられた「ポジティブであり続けられる秘訣」「好きなことを仕事にする難しさ」などについて熱心に質疑に応えた。
次回は8月28日、eスポーツの普及活動などに取り組むサーバー管理会社「エスツー」(中通3)の須藤晃平社長をゲストに迎えて開く。