金紋秋田酒造(大仙市、TEL 0187-65-3560)が10月2日、ルイ・ロブション安部さんと共同開発したレストラン向け熟成古酒の新商品を発表した。
フランス料理の巨匠、故ジョエル・ロブション氏を父に持ち、ブルゴーニュワイン騎士団審査員などを務めるロブションさんが、ワインと並ぶ食中酒として人気が高まるフランス市場向け日本酒として、国内酒蔵から5社を選定。うち1社に、熟成古酒を主力展開する同社を選んだ。
熟成古酒ブランド「山吹」をベースに「Yamabuki 1988」を共同開発し、あえて日本酒らしからぬデザインのボトルを採用した。
「ジョエル・ロブション」「アラン・デュカス」「ヤニック・アレノ」などフランス国内のミシュラン三ツ星レストランで10月5日から順次提供を始め、11月から国内のほか、台湾や中国などのレストランでの展開も予定する。
酒蔵5社が出席し、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で開いた記者発表会でロブションさんは「同社の熟成古酒は、既にパリの三ツ星レストランでは高い評価を得ている。(新商品は)日本酒をさらにフランスで広める武器になる」と話した。
同社の佐々木孝社長は「国内では認知の低い熟成古酒だが、日本酒の古くて新しいジャンルとして楽しんでもらえるよう取り組んでいければ」と意欲を見せる。
価格は500ユーロ(500ミリリットル)。
国内では11月上旬、シャトーレストラン「ジョエル・ロブション」(渋谷区)で記念ディナーの開催を予定する。