飲み歩きイベント「アキタ・バール街」が9月8日、秋田市内の飲食店などを会場に開かれ、約1600人の市民が飲み歩きと参加者同士の交流を楽しんだ。
中通・大町・山王・秋田駅前エリアのレストランやカフェ、居酒屋など約60店の飲食店が記載されたマップを片手に、最大5軒の飲食店を回るイベント。
7年目を数える今年は、初めてダンス祭実行委員会と連携し、大町2丁目のイベント広場やエリアなかいち・にぎわい広場(中通1)で「金粉ショー」を開いたほか、地元ミュージシャン数組が山王エリアの飲食店を「流し」で回りながら演奏を披露するなどして、多くの参加者を楽しませた。
「当店メニューのローストビーフが大好評だった。開店して1年ほどになるが、いい宣伝になった」と約140人が来店した大町エリアの飲食店担当者。友人に誘われて参加したという市内在住の女性は「初めての飲食店にも入店しやすかった。店内では見知らぬお客さんとの会話もはずんだ。フカヒレ丼とローストビーフがおいしかった」とイベントを堪能した様子。
イベントを統括する武内伸文さんは「参加いただいた皆さんと参加店の皆さんのご協力で、今年も多くの笑顔がまち中にあふれた。さまざまな世代の皆さんが、まち歩きと食べ歩きを楽しむ様子を見るのがうれしく、私たちスタッフも元気をもらっている。これからも地域に笑顔あふれる取り組みを続けていくことができれば」とイベントを振り返る。