東京都内在住の男性が現在、秋田の郷土料理店などの紹介を通じた故郷のPR活動に取り組んでいる。
「郷土料理のPRを通じて故郷の魅力を広く発信できないか」とPR活動に取り組むのは、秋田県湯沢市出身で東京都中野区在住の高橋純一さん。
高橋さんが1月からSNSで呼び掛けるなどして、秋田の郷土料理をメニューに多く載せている首都圏の飲食店や県出身者が経営する飲食店について集めた情報は、都内を中心に埼玉県、千葉県、神奈川県内の約180件。フェイスブックページやグループ「あきた居酒屋探訪(あきたいざたん)」を立ち上げて情報交換したり、飲食店をグーグルマップにまとめて自由に閲覧できるようにしたりしたほか、都内飲食店で飲み会イベントを開くなどしてPRに取り組む。
「秋田の料理は一つのジャンルと言えるほどの可能性を秘めている」と高橋さん。「みなさんと一緒にさまざまな飲食店で秋田の料理や酒を楽しみながら、観光などで来日する多くの外国人にも郷土の魅力を伝えられるよう取り組んでいければ」と意気込みを見せる。
飲食イベントの開催予定などはフェイスブックに掲載する。