運転代行アプリ「DAIKO」開発運営元のウェブ制作会社「トラパンツ」(秋田市旭北栄町、TEL 018-883-1909)が現在、提携代行業者を募集している。
業者により料金や対応が異なる飲酒時の自動車の運転代行サービス。「利用者の不安を取り除きながら利便性を高められないか」と、料金目安や運行ルート、ドライバーの名前や顔写真を表示する機能などを盛り込んだアプリを開発。昨年12月から、同社直営の代行サービスのほか、提携業者2社が運用する。
提供エリアが秋田市内のみのサービスながら、これまでのアプリのダウンロード数は約400回。「多い日には50件以上の利用がある」と好評だが、3台前後の随伴車で運用しているため、「すぐに予約で埋まり、利用者を待たせてしまうことが増えた」ことから、提携業者を募集する。
同社の小貫正人さんは「代行サービスを安心して利用いただけるよう取り組んでいる。おかげさまでアプリ利用者の皆さまに好評。電話注文の少ない空き時間だけアプリで受注することもできるので、提携を希望する業者の方に問い合わせいただければ」と呼び掛ける。
飲酒などの理由から運転できない依頼者に代わり、自動車を運転して自宅などに送り届ける「自動車運転代行」サービス。1980年ごろ、秋田県発祥とされ、294業者(2017年12月31日)が県公安委員会の認可を受けて操業している。