日本愛玩動物協会は3月2日、秋田テルサ(秋田御所野地蔵田3、TEL 018-826-1800)で人と動物の共生を考える公開セミナー「人と動物が幸せに暮らすために『犬のしつけ』」を開催する。
動物愛護や適正な飼養知識の普及を目的とする同セミナーは、例年全国8カ所で開催しているもので、「高齢動物のヘルスマネジメント」セミナー以来、秋田では7年ぶりの開催となる。
セミナーは、日本獣医生命科学大学の水越美奈さんを講師に招き、犬の習性や学習過程や行動を理論的に解説し、効果的な正しい「しつけ」の知識習得を目指すほか、愛玩動物飼養管理士の小川恵理香さんの「わが家の多頭生活」の講演や、行政担当者による動物愛護行政の取り組みの説明も行う。
同協会の山崎さんは「吠えたり噛んだりする犬の飼養に困り手放してしまうケースも少なくないが、正しいしつけをすることで犬はしっかりと学んでいき、良い変化が起こるもの。近所関係が良くなることもある」とし、セミナーでは「共に幸せを感じながら生きるためにどうしたらいいかを伝えていきたい」という。
山崎さんは「今回のテーマである『しつけ』は、動物の学習理論を学ぶもので、他の動物にも応用できる。犬を飼っている人だけではなく、飼っていない人やこれから飼おうとしている人、そして犬以外の動物を飼っている人でも、動物と暮らしている多くの人に参加してもらえれば」と話している。
開催時間は13時30分~17時。入場無料。定員80人。
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