ITを活用した地域課題の解決などに取り組む「秋田中年会議所」(秋田市旭北栄町、TEL 080-1848-5549)が7月19日、秋田県議会議員と秋田市議会議員を交えたトークセッション型の勉強会「第12回公開会議」を秋田市にぎわい交流館あう(秋田市中通1)で開く。
「オープンデータ」勉強会で進行を務めるITコンサルタントの小林秀樹さん
人口減少に伴う経済や産業活動の縮小によって税収入が減少する一方、高齢化に伴い社会保障費の増加が見込まれる地方財政。将来、行政サービスの廃止や有料化も予想される中、市民が主体的に地域課題に取り組むことによる課題解決を目指し、行政機関などが有するさまざまな情報を誰でも自由に利活用できる土壌を整える「オープンデータ」事業の普及を国が推進する。現在、官民を上げた取り組みが全国的に活発化している。
当日、秋田県議会議員で司法書士の鈴木健太さんと秋田市議会議員で社会起業家の武内伸文さんをゲストに迎え、 「オープンデータで秋田を変える」と銘打ちトークセッションを行う。オープンデータの啓発活動などに取り組む「コード・フォー・アキタ」が共催する。
勉強会でファシリテーターを務めるITコンサルタントの小林秀樹さんは「オープンデータの本質は必ずしもITの問題ではなく、私たちが暮らす地域の身近な問題。ITに関心のない皆さんにこそ参加いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は18時30分~20時30分。入場無料。