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秋田で地方紙とウェブを考えるセミナー 地元紙担当者講師に

インターネットと地方紙を題材に講演する「秋田魁新報社」の安藤伸一さん(右)と秋田中年会議所の小林秀樹さん

インターネットと地方紙を題材に講演する「秋田魁新報社」の安藤伸一さん(右)と秋田中年会議所の小林秀樹さん

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 インターネットと地方紙がテーマの勉強会「秋田中年会議所・公開会議」が10月20日、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開かれ、参加した約30人の市民は講師の話に熱心に耳を傾けた。

「秋田中年会議所・公開会議」会場の様子

 秋田市内のIT関連会社から成るグループがインターネット周辺のトピックを題材にシリーズで開く同セミナー。11回目を数える今回は、県内で最大の発行部数を誇る「秋田魁新報社」でデジタル戦略に携わる安藤伸一さんを講師に招いた。

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 安藤さんは、地方紙の歴史や現状に関するさまざまなデータや事例を挙げながら、「地域を網羅した取材態勢を維持することの社会的必要性」を力説。新聞社とインターネットとの関わり方については、「業界全体が模索の中にある」としながら、広告収入に強く依存する欧米の新聞社と強力な販売網を持つ国内事情を対比。同紙が地銀と共同で取り組むクラウドファンディング事業や通信社と連携強化を進めることによる収益モデルの可能性などについて解説した。

 セミナー後半では、海外の新聞社におけるトピックを交えながら、インターネット上の情報を再編集して発信する「キュレーションメディア」との関わり方などについて、秋田中年会議所でITコンサルタントを務める小林秀樹さんと議論を繰り広げた。

 当日参加した市内在住の男性は「無償でインターネットから得ている記事にも取材コストが掛かっていることなどあらためて考えさせられた」と振り返った。

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