![出土品を解説する秋田城跡歴史資料館の伊藤武士さん](https://images.keizai.biz/akita_keizai/headline/1483697453_photo.jpg)
「秋田城跡歴史資料館」(秋田市寺内焼山、TEL 018-845-1837)で現在、企画展「古代の戦いと秋田城」が開かれている。
秋田県内の遺跡から出土した刀剣や解説パネルなどを展示する「秋田城跡歴史資料館」
658年~939年頃の戦の軍事拠点や戦場だった秋田城や湯ノ沢F遺跡(御所野)、岩野山古墳(五城目町)などから出土した刀剣など44点の武器や武具を展示する。
同資料館の伊藤武士さんは「日本最北の古代城柵である秋田城が、当時の最前線の軍事拠点であったことはあまり知られていない。同時代に日本のほかの地域では大きな戦いがなかったことから、元慶の乱で使われたとされる武器などは重要な史料」と話す。
開館時間は9時~16時30分。入館料は200円(高校生以下無料)。今月29日まで。