秋田市立千秋美術館(秋田市中通2、TEL 018-836-7860)で2月2日から、絵画展「光のかなたへ-ヨーロッパ絵画・バロックから近代へ」が開催されている。
同展は、宗教画、世俗画、肖像画、風景画、風俗画など「バロック絵画」から19世紀のリアリズムを中心とした「近代絵画」まで、「伝統的な手法によって描かれた正統派のヨーロッパ絵画」をテーマに収集した美術コレクター「長坂コレクション」(長野市)の58点を展示するもの。
同展開催を記念し、成城大学・千足伸行教授(2月27日)と横浜国立大学・小宮正安准教授(3月8日)を講師に迎えた講演会を行うほか、同館学芸員によるギャラリートーク(2月11日、3月2日)も開催する。
同館学芸員の奈良さんは「バロックから近代までの幅広い年代の作品を展示しているが、重厚感のある作品から親しみやすい風俗画まで、いずれも堅実でオーソドックスな手法による作品。展覧会のタイトルのような硬いイメージよりは、どなたにもわかりやすい主題の展覧会だと思う」と話している。
観覧料は、一般=700円、高・大学生=500円、中学生以下無料。開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。3月30日まで。
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