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秋田で気鋭写真家が経年劣化させた写真展 「最後のマタギ」など15点

写真家・田附勝さんの作品群「みえないところに私をしまう」

写真家・田附勝さんの作品群「みえないところに私をしまう」

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 秋田公立美術大学ギャラリー「BIYONG POINT」(秋田市八橋南1)で2月13日~3月20日、写真家・田附勝さんの個展「みえないところに私をしまう 2013-2015」が開かれる。

ギャラリー「BIYONG POINT(ビヨンポイント)」

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 「木村伊兵衛写真賞」の受賞経歴も持つ田附さん。2013年夏、人口減少が進む秋田県上小阿仁村に1週間滞在して村民を撮影した。同村で同年から2015年にかけて開かれたアートプロジェクト「KAMIKOANIプロジェクト秋田」の出品時には、作品を村内の「古トタン小屋」に展示し、あえて風雪やほこりに作品をさらすことで経年変化させた。

 「最後のマタギ」とされる男性を撮影した縦133センチ・横90センチの作品など15点を展示する。同村の木材を生かした写真フレームを使うなどの演出も盛り込んだ。

 同展を担当する同大学社会貢献センターの慶野結香さんは「3年間展示されたトタン小屋からギャラリーに場を移すことで映し出された時間の流れや変化を鑑賞いただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は9時~18時。会期中無休。入場無料。

 オープニングレセプションは2月12日18時~19時30分。3月20日14時~15時30分にはトークイベントも開く予定。

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