高齢者にやさしいまちづくりの推進が目的の絵画と標語の作品展「エイジフレンドリー 思いやりコンテスト発表会・表彰式」が10月3日、秋田拠点センター「アルヴェ」(秋田市東通仲町)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。
世界保健機関(WHO)が推進する高齢化に対応したまちづくりの考え方「エイジフレンドリーシティ」。秋田県の高齢化率が全国で最も高いことなどから、秋田市は国内で唯一、「WHOエイジフレンドリーシティグローバルネットワーク」に参加し、市民有志らでつくる「エイジフレンドリーあきた市民の会」などと共同で高齢化に対応した地域づくりに取り組む。
同会は6月・7月、高齢者に対する思いやりの心を育むことなどを目的に市内の幼児と小学生を対象に「おじいさん、おばあさんになったら、やってみたい夢」などが題材の絵画と標語を募集。寄せられた絵画472点と標語104点の全てを展示し、優秀賞など数点を表彰する。来場者参加型のダンスや合唱などのステージイベントも開く。
同会の朝倉孝子さんは「子どもらが高齢者のことを考えながら、思い思いに描いたり考えたりした絵や標語。素晴らしい作品が多く集まった。会場に足を運んでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~15時。入場無料。