![国重要無形民俗文化財「土崎神明社祭の曳山(ひきやま)行事」(土崎港曳山まつり) ©N.Takahashi](https://images.keizai.biz/akita_keizai/headline/1437448337_photo.jpg)
国重要無形民俗文化財「土崎神明社祭の曳山(ひきやま)行事」(土崎港曳山まつり)が7月20日、土崎地区で始まった。
「土崎神明社」(秋田市土崎港中央3)の例祭として18世紀から続く祭典行事。例年、7月20日の「宵宮(よみや)」と21日の「本祭り」の2日間行われる。
20日に行われた宵宮では、24町内の武者人形を載せた曳山が同地区を練り歩き、「ジョヤサ、ジョヤサ」の声がまちなかに響き渡った。各町内の曳山が奉納のため同神社を参拝。集結した曳山を一目見ようと大勢の観光客でにぎわいを見せた。
夜には神社前で秋田音頭も披露され、各町内の踊り手がちょうちんの明かりの下、あでやかに舞った。
本祭りは21日。朝から曳山の運行が行われる。同行事のクライマックスとなる「戻り曳山」は20時ごろから。