アートNPOや大学生を中心に企画されたストリートイベント「秋田ほっとHOTクリスマスフェア」が12月23日~24日、秋田市中心部の商店街で開催される。
同イベントは、これまでの「寒くて暗い冬の秋田」というイメージを変えようと、国際教養大学、秋田大学、秋田公立美術工芸短期大学など学生を中心とする約60人の実行委員会が初めて企画したもので、NPO「ほっとアート秋田」もサポートする。
秋田駅前から大町へ延びる商店街の広小路と仲小路をイベント会場に、LEDイルミネーションや氷のキャンドルグラス「アイスキャンドル」で街を飾るほか、イベントのシンボルとして高さ5メートルの「モミの木」をポケット広場に置き、2007年にちなんで2007人の夢や写真で装飾する。
設営を予定する屋台村には、「大家族のクリスマス」をテーマに知らない人同士が家族のように1つの食卓を囲めるよう「大食卓」を設置。「視覚や聴覚などに障害を持つ人にもクリスマスの雰囲気を楽しんでもらいたい」(実行委員)ことから、街の装飾には「香り」の演出も加える工夫や、手話を見せるゴスペル「ハンドゴスペル」コンサートも。
国際教養大学2年生で同実行委員長の石井さんは「町中が人の笑い声や楽しい顔で満ちるような、心も体も温まるイベント開催したい」とし、「世代を超えた交流の場のため、当日予定のマイムマイムかビリーズブートキャンプを多くの皆さんと楽しむなど、2日間で2万人の来場者が目標」と話している。
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