秋田のまちづくりを考える「ヨルカイギ」-地元で活動の若者講師に

地元でまちづくりを実践する若者3人をゲストスピーカーに秋田の未来について話し合われた。アルヴェ2階の多目的ホールで

地元でまちづくりを実践する若者3人をゲストスピーカーに秋田の未来について話し合われた。アルヴェ2階の多目的ホールで

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 秋田のまちづくりがテーマのパネルディスカッション「ヨルカイギ」が11月10日、秋田拠点センター「アルヴェ」(秋田市東通仲町、TEL 018-836-4290)で開催された。

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 「秋田のまちづくりを考えよう」と「市民交流サロン」(秋田市東通仲町、TEL 018-887-5312)が2004年から夜間に開催する「ヨルカイギ」は今回で27回目。

 「はじめの一歩を踏み出そう!なかまづくりのヒント」と題する今回は、地域密着型のアートスペース運営をする笹尾千草さん、経営コンサルタントの経歴をもとにチャリティーフリーマーケットなどの市民活動を展開する武内伸文さん、秋田市中心街区を音楽イベントや公共交通機関の考察を通じた取り組みをする芳賀洋介さんの3人をゲストスピーカーに迎え、会場は定員いっぱいの60人で埋まった。

 国内外での経験も豊富な3人が秋田で活動することの意義について、京都の美大でカルチャーショックを受けたという笹尾さんは「地元にも表現の場を必要とする若いアーティストがたくさんいた」、環境NGOの仕事をしていたこともあるという武内さんは「イギリスでの経験をヒントに秋田では何ができるかを考えた」、フィリピンで植林ボランティアの経験も持つ芳賀さんは「自国の足元を見つめ直すべきだと感じ、秋田に骨を埋めるつもり」と、それぞれが体験談を交えながら話し、「秋田での活動では人に恵まれている。多くの人に助けられている」と口をそろえた。

 フリートークでは、広島出身の若い男性から「秋田は変えるべきことばかりではない。新しいまちづくりの過程では変えずに残してほしいものもいっぱいある」との意見も出されたほか、続く懇親会ではゲストスピーカーと参加者がそれぞれの取り組みや秋田の今後について話し合うなど、交流を深めた。

AL☆VE(アルヴェ)市民交流サロンHP

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