秋田市中心街区をジャズで盛り上げようとするイベント「第1回仲小路JAZZ FESTIVAL(ジャズフェスティバル)」の開催へ向けた「仲小路JAZZ実行委員会」が8月15日、カフェバー「Redhouse(レッドハウス)」(秋田市中通2、TEL 018-827-3966)で開催された。
イベント開催場所となる秋田市中通の「旧・日赤病院・婦人会館跡地」(通称=日赤跡地)は10年にわたり再利用が課題となっている県の遊休地で、暫定的に駐車場やフリーマーケットの開催に利用されてきたが、本格的な設営による音楽イベントは初めて。
同実行委員会の芳賀洋介代表は「地元の若者が自発的に働きかけることで街は変わることを証明したい」と今年5月から、ミュージシャンとの出演交渉や県との同跡地の使用交渉を行うなどの準備を進めてきた。
当日は、秋田出身の人気ジャズギタリスト・小沼ようすけさんも特別参加し、秋田在住ジャズピアニストの早川泰子さんと共演するほか、「ザ・キャットウォーク」(秋田市大町3)、「リッシュブール」(同山王1)など地元ジャズスポットのハウスバンドや秋田大学ジャズ研究会などによる演奏が行われる。
芳賀さんは「期間も人員も資金も少ない中での準備だったが、協賛いただいた皆様のおかげで開催のめどがたった。たくさんの方に『本物』のジャズがあふれる仲小路を楽しんでもらえれば」と話している。
開催は、9月1日12時から。雨天決行。入場無料。