秋田市在住の女性らが立ち上げた女性限定の会員制グループ「ヴィーナスクラブ」が、募集開始から3カ月ほどで150人の会員が集まる広がりを見せている。
同グループを運営するのは、NPO法人「秋田健康支援情報局」(秋田市将軍野南3)を運営する竹下香織さん、繁里香菜子さん、イメージコンサルタントの小番里公子さんら、県内在住の女性13人。
9月、「女性一人一人が持つ社会的な使命や可能性を引き出すこと」などを目的に女性向けイベント「99人の女子会」を市内で開いた竹下さん。県内外から30~50代を中心に約500人が来場するなど好評だったことを受け、「高い志を持った意欲ある女性が継続的に集まることができる場」としてグループ立ち上げに向けて会員を募集したところ、有料制ながらこれまでに150人の会員が集まった。12月に市内のホテルで開催予定の設立総会には定員100人を上回る応募があり、現在、キャンセル待ちの状況だという。
注目が集まっていることについて、繁里さんは、「単にお話しするだけではなく、『志』を持った同年代の女性向けの交流の場が秋田に無かったためでは」と分析。竹下さんは「会員の目標へ向けた支援などで当グループが『ハブ』の役割を果たしながら、意欲ある皆さんと成長していくことができれば」と意欲を見せる。