![アートイベント「仲小路ミュージアムストリート」会場の様子](https://images.keizai.biz/akita_keizai/headline/1375777794_photo.jpg)
秋田の夏祭り「竿燈(かんとう)まつり」に合わせたアートイベント「仲小路ミュージアムストリート」が8月3日~6日、秋田市仲小路エリアを会場に開かれ、期間中多くの来場者でにぎわった。
秋田市仲小路商店街にディスプレーされた発泡スチロール製「土偶」
官民協働で取り組む「あきたアートプロジェクト」の一環として、新秋田県立美術館(中通1)と秋田市立千秋美術館(中通2)の2つの美術館を結ぶ仲小路を「ミュージアムストリート」と名付けて開いた。
昨年に続き2回目となる今年のテーマは、県内の遺跡から多く出土する「土偶」。高校や中学の美術教師らが中心のグループが制作した約1.8メートルの発泡スチロール製の土偶を通りにディスプレーしたほか、ワークショップも開き、親子連れなどが土偶を模した紙製お面作りを楽しんだ。
期間中、車両通行止めにした仲小路商店街に地元飲食店などが地場産品メニューを提供する屋台やオープンカフェを出店。竿燈まつり会場への行き帰りに同商店街を通る観光客や市民ら延べ6万5000人をアートと飲食で楽しませた。