秋田市の自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆専門店「アラジン珈琲・山王店」(秋田市川元山下町、TEL 018-863-7333)が4月22日、開業20周年を迎えた。
焙煎所を設ける約16坪の店内で、ジャマイカの「ブルーマウンテンNo.1」やタンザニアの「スノートップ」などのストレートコーヒーや、モカやマンデリンなどをブレンドしたオリジナルの「アラジン」など約30種のコーヒー豆を販売する同店。「地元においしいコーヒーを提供する専門店を」と、秋田市在住の大島潤二さんが1993年に開いた。
1996年には喫茶スペースも併設した泉店を開業、2012年には山王店に喫茶スペースを開設するなど、市民に本格的なコーヒーを楽しめる環境を提供してきた大島さん。
「自家焙煎は同じ銘柄の豆でも収穫年などの条件により状態が異なる。『豆温』を微調整するなど試行錯誤しながら、よりよい風味を引き出すことにこだわってきた」とし、「これからもお客に選ばれる店として続けていくことができれば」と話す。
営業時間は10時~19時。定休日は、山王店=日曜、泉店=月曜。