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「能代宇宙イベント」、今年も開催へ-ロケット甲子園など多彩に

小中学生が対象の「水ロケット大会」の様子(写真は昨年)

小中学生が対象の「水ロケット大会」の様子(写真は昨年)

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 宇宙開発を支える人的資源の育成などが目的の「能代宇宙イベント」が8月17日~23日、能代宇宙広場(能代市)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。

「能代宇宙イベント」に参加した大学生(昨年)

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 ロケット打ち上げ技術などを学生や社会人が競う日本最大規模のアマチュア大会として、例年8月に同イベント協議会(秋田市手形学園町)が開くもので、今年で8回目。

 爆発物を使わず固体燃料と液体燃料で発射する「ハイブリットロケット」の打ち上げ実験や自立制御型ロボット「缶サット」を気球から落下させて着地点を目指す競技会、米国航空宇宙工業会が主催する高校生向け宇宙科学教育大会「TARC(Team America Rocketry Challenge)」に出場する日本代表チームを決める「ロケット甲子園」、小中学生を対象に水圧で打ち上げる「水ロケット大会」など多彩に展開。ロケット打ち上げ後の海上回収実験も初めて開く。

 ハイブリットロケットの打ち上げ実験には秋田大学や東北大学、東京工業大学、筑波大学などから9チーム、缶サット競技には東京大学や九州大学、長岡技術科学大学、東京理科大学などから26チームが参加を予定。現在、「ロケット甲子園」と大型モデルロケット打ち上げ体験の参加者も募集する。

 広報担当者は「宇宙分野にチャレンジする学生の応援を通じて地域活性化にもつなげられれば」と話す。

 一般向けイベント公開は8月19日。詳細はホームページに掲載する。

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