秋田市在住のジャズピアニスト・早川泰子さんの新作CD「5021」(フルハウス)が12月16日、発売される。
昨年リリースしたハワイでのライブ盤に続く4枚目となる新作。首都圏を拠点に活動するベーシストの山下弘治さんとドラマーの勘座光さんとのレギュラートリオによる演奏を、10年来の早川さんのファンで音響マニアの佐藤広則さんが「早川さんのサウンドを自然に再現したい」とレコーディングエンジニアを務め、5月10日・11日、秋田市文化会館(山王7)で録音した。
収録曲は、トランペッターのサド・ジョーンズの名曲「5021」や「On green dolphin street」などジャズスタンダードをメーンに9曲を収録したほか、同トリオと活動を共にするサックス奏者・山田穣さんを迎えた「Hydrangea(紫陽花)」も収録した。
早川さんは「試行錯誤もあったが、佐藤さんの努力もあって、わたしの生の音に近い作品に仕上がったと思う」とし、「ジャズスタンダードを中心としたピアノトリオ作品なので、リラックスして楽しんでもらえればうれしい」と話す。
現在、全国のCDショップで予約を受け付ける。価格は2,800円。
ボーカルに平賀マリカさん、サックスに浜崎航さんを迎える同トリオのライブも12月25日、アトリオン音楽ホール(中通2)で開催される。入場料は3,500円(前売り=3,000円)。