
絵画教室「アトリエぐらんべえる」(秋田市手形、TEL 018-833-3919)の40周年記念作品展が5月16日、アトリオン(秋田市中通2)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。
都内の美術大学を卒業した菅波眞紀子さんが主宰する絵画教室の作品展。今年は、「巡」をテーマに、教室に通う生徒16人が描いた水彩・油彩・クレヨン・鉛筆デッサンなどの作品に、この10年間に描かれた作品を加えた約100点を展示する。
「生徒の『描きたい』という思いと個性、自由に描ける環境を大切にすること」を方針に、1985(昭和60)年の教室開設以降、263人を指導してきた菅波さん。20年ほど前には50人以上の生徒を抱え、2歳から87歳までの生徒を指導してきた。少子化により10年ほど前には中学生以下の生徒はいなくなったが、美術大学の受験を指導した約40人の高校生のほとんどが、希望する大学への進学を果たしたという。
「生徒が作品にチャレンジして、完成させたときに見せる笑顔がうれしい。多くの生徒と触れ合えたことが私の宝物」と菅波さん。「生徒の制作意欲や自信につなげることを目的に、毎年、休むことなく続けてきた展示会。今年も皆さんに見てもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~17時30分(最終日は16時30分まで)。入場無料。今月18日まで。