市民の生活支援などに取り組む複合福祉施設「story cat(ストーリーキャット)」(秋田市南通亀の町、TEL 018-838-5450)が12月12日、カフェ営業を始めた。
NPO法人「あきた結いネット」(八橋本町3)が、障害者や生活困窮者、シングルマザーの支援を目的に、手作りの衣類や雑貨類、加工食品などを販売する同施設。これまでオープンスペースとして使ってきた約60平方メートルの店内スペースを生かし、半個室3室を含むテーブル席25席を設けて営業する。
比内地鶏やツナのカレー、スモークチキンや生ハムのサンドイッチなどのランチとドリンクのセット(1,200円)、ベイクドチーズケーキやガトーショコラとドリンクのセット(1,000円)などを提供する。ドリンク類は、コーヒーや紅茶など12種類(450円~650円)から選ぶことができる。
「当NPOが運営するキッチンカーで人気の高いメニューを中心にそろえた『story catカフェ』。セットメニューがお得(笑)」と、同店を担当する伊藤久美子さん。同NPOの坂下美渉理事長は「さまざまな事情から就労に困っている皆さんの支援の一環として準備を進めてきた。オープンスペースを兼ねたカフェとして、地域の皆さんや活動趣旨に賛同してくれる皆さんの憩いの場になれば」と来店を呼びかける。
営業は木曜・金曜の11時30分~16時。