秋田公立美術大学(秋田市新屋大川町)の教授3人による退任記念展「椅子と記憶と感動辞典」が現在、赤れんが郷土館(大町3)で開かれている。
秋田公立美術大学教授3人の退任記念展「椅子と記憶と感動辞典」出展作品の一部
展示するのは、3月で退任する渡邉有一教授、松本研一教授、五十嵐潤教授の3人の作品と、これまでの取り組みを紹介するパネルなど約40点。
渡邉教授は、商品計画やデザイン計画、授業内容の紹介などをまとめたパネル、研究成果として杢目銅(もくめがね)で制作したペンダント型花器、松本教授は、自身が制作した椅子作品や研究用に制作した椅子作品、五十嵐教授は、同大学が短期大学だった当時の担当授業内容を授業成果物や、伝統工芸産業や地域企業と連携して取り組んだ川連漆器やソーラー街灯などの作品を「授業の記憶」「仕事の記録」と題して出展する。
開館時間は9時30分~16時30分。入館料は200円(高校生以下無料)。4月16日まで。