デザインスペース「ル・エタージュ」（秋田市山王5、TEL 018-866-3890）で現在、「師走」がテーマの企画展が開かれている。

土鈴作家の杉山ハヤトさんがえとを題材に手掛けた作品

　「家庭で過ごす時間が長い秋田の冬を、温かみのある手作りの雑貨で楽しんでもらえれば」と、例年12月に開く同展は今年で8年目。

　今年は、造形作家の古川孝子さんがクリスマス向けに制作したろうそく作品「フローラルキャンドル」（2,400円～）や「ワイヤーツリー」（1万2,000円～）、ホームスパン中村工房（岩手県盛岡市）のマフラー（1万3,000円）やブローチ（1,000円～）、土鈴作家の杉山ハヤトさんが手掛けたえとを題材にした土鈴（1,200円～）などの作品約200点を展示販売する。

　「ワイヤーとフェルトなどの異素材を組み合わせて表現の豊かさを追求した作品や、高いクオリティーに仕上がったキャンドル作品を併せて楽しんでいただければ」と古川さん。高橋美生里店長は「杉山ハヤトさんが作る土鈴は、一筆ずつ丁寧に施された装飾が美しく、集めることを楽しみに毎年来店するファンも多い」と話す。

　営業時間は11時～19時（日曜は18時まで）。今月20日まで。