秋田県北地方の郷土料理きりたんぽの知識を問う「本場大館きりたんぽ検定」が10月8日~10日、大館樹海ドーム(大館市)で実施される。
「正しいきりたんぽの知識を身に付け、郷土料理の伝承に携わること」などを目的に行う検定は今回で3回目。これまで、きりたんぽ料理などの実技も盛り込むなど本格的な検定試験として行い、過去2回で約100人が受験したが、「より多くの皆さんが気軽に受験できるよう間口を広げた内容に」と実施方法を大幅に変えた。
大館樹海ドーム(大館市)で開催予定の「本場大館きりたんぽまつり」会場で問題用紙付きのリーフレットを来場者に配布し、受験希望者は会場内で解答・提出する仕組み。出題10問中8問の正解で、「秋田名物本場大館きりたんぽ協会」が「きりたんぽ師」として認定する。
受験者先着200人に大館市産の新米あきたこまち2合を進呈するほか、合格者には認定証も発行(発行費500円)し、先着100人にはきりたんぽを焼くために使う天然秋田杉製の串「マイたんぽスティック」を進呈する。
同検定の運営を担当する石山拓真さんは「新米の季節、県内外から来場する皆さんにきりたんぽを食べながら知識も身に付けていただけるよう工夫した。気軽に受験いただければ」と呼び掛ける。「マイたんぽスティックは、家庭のホットプレートでも使える24センチサイズ。皆さんに持ち帰ってもらえれば」とも。
開催時間は、10月8日=15時~19時、9日=10時~19時、10日=10時~16時。検定料は300円。