秋田国際美術家協会・会員の作品展「AIAA 第三回展」が6月23日、秋田県立美術館(秋田市中通1)で始まった。
東アジアを中心に海外の美術家との交流を深めることを目的に2013年に設立された同協会が開く作品展は今年で3回目。
韓国の美術家グループ「TER」の4人と、初来日するロシアの芸術家エヴゲニー・ボルソボエフさんを招き、彫刻・油絵・水彩・版画・洋画・イラストレーションなど、国内外の32人の作品57点を展示する。
6月25日には作家のギャラリートーク、26日には「大潟村生態系公園」で会員作家と海外作家も参加する小学生が対象の写生画ワークショップも開く。
同協会の鎌田俊夫会長は「韓国やロシアの作家の作品に触れていただく貴重な機会」とし、「海外からの招待作家を交えた展覧会は、地域にとっても当協会にとっても画期的なこと。作家の個人的な友好関係から国際交流に発展していくことに貢献できれば」と来場を呼び掛ける。
開館時間は10時~18時(最終日は16時30分まで)。入場無料。今月27日まで。