社会人向け勉強会「秋田中年会議所・公開会議」が10月20日、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開かれる。
秋田市内のIT関連会社から成るグループがインターネット周辺のトピックを取り上げて開くセミナーは11回目。
今回は、日本新聞協会代表として南極観測隊に同行取材した経歴を持つ「秋田魁新報」デジタル戦略室の安藤伸一さんが、「インターネットと地方メディア」をテーマに、「地方紙の現状」や地方紙としては全国で初めて同社と地銀が連携して運営を始めた「クラウドファンディング」などについて解説する。
「地域情報とウェブ媒体のこれから」と題して、秋田中年会議所ITコンサル担当の小林秀樹さんと国内外のウェブ媒体の事例を交えながらディスカッションも繰り広げる。
小林さんは「インターネットやスマートフォンの普及、少子化の影響などから発行部数が減少する中、全国の地方紙はビジネスモデルの転換も迫られている。地域の基軸メディアで身近な情報源でもある地元紙の情報発信について考える機会にできれば」と話す。
開催時間は19時~21時。参加費1,500円。参加申し込みはホームページで受け付ける。