スマホの位置情報機能を使ったゲーム「Ingress(イングレス)」の秋田県内では初めてとなるユーザー参加型公式イベント「ミッションデー」が6月21日、大仙市大曲で開かれた。
「イングレス」公式イベントに使われた「超神ネイガー」ビデオメッセージの一場面
グーグル社のスタートアップ事業「ナイアンテック・ラボ」が無償で提供する同ゲーム。
秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」がオープニング向けビデオメッセージを寄せるなどし、20日に仙台市内で約4000人が参加して開かれた公式イベント「Persepolis in Tohoku」に併せて開かれた同イベント。大仙市のほか、八戸市、盛岡市、女川市、福島市など東北6県7市で同時開催された。
県内ではJR大曲駅前をメーン会場に、まちなかに設けられたモニュメントなどのポイントを回ることで達成できる10件の「ミッション」を設定。千葉県や静岡県、愛知県など県内外から訪れた約90人の参加者は思い思いのペースでゲームとまち歩きを楽しんだ。市内関係者は、同市のご当地グルメ「大曲納豆汁」や地酒を振る舞うなど参加者をもてなした。
イベントを運営した同市在住のhanabeeさんは「皆さんと一緒に作り上げたイベント。全国花火競技大会のほかは注目されることの少ない当市だが、ゲームを通じて地元の活性につなげられれば」とイベントを振り返った。