「秋田地区かわまちづくり懇談会」(秋田市山王1、TEL 018-864-2288)は、「川」の魅力を活用して町の活性化を図ることを目的にした「第1回ワークショップ」の参加者を募集している。
同会は、秋田市内を流れる「旭川」と「雄物川」の2つの川と、これに隣接する大町・川反や新屋など町の個性を生かしながら地域を創造することを目的に、国土交通省、秋田地域振興局、秋田市の呼びかけで設立されたもので、同会主催によるワークショップは、旭川沿いの「川反」、雄物川沿いの「新屋左岸・表町」、「新屋右岸・三角沼」、「雄物川」の4地区ごとに開催するが、1回目となる今回は全地区合同で行われる。
同会では、「川反の表町は造り酒屋の町並み、三角沼は散策拠点、雄物川は風土や文化を中心にカヌーなどの川遊びなどの『川』に着目したまちづくりが考えられるが、地域のみなさんといっしょに話し合いながら楽しいことを考えたい」としている。
申し込みはホームページでも受け付ける。締め切りは11月22日。
「旭川」は、秋田市の北東に位置する馬場目岳、赤倉岳、旭岳の山麓を源流とし、市内中心部を流れる仁別川や太平川などを合わせながら雄物川に注ぐ。湯沢市と由利本荘市の境にある大仙山を源流とする「雄物川」は、羽後町、横手市、大仙市などを流れ、多くの支川と合流しながら秋田市で日本海へ注ぐ幹川流路長133キロメートルの一級河川。