昨年、男鹿水族館GAO(男鹿市)で生まれた雌のホッキョクグマ「ミルク」が12月4日、初めての誕生日を迎え、同水族館では最初で最後となる誕生会が開かれた。
男鹿水族館GAOで1歳の誕生日を迎えたホッキョクグマの「ミルク」
2005年から同水族館で飼育される雄の「豪太」(10歳)と、繁殖のため2011年に釧路市動物園から貸し出された雌の「クルミ」(16歳)との間に生まれた「ミルク」。現在、体長約120センチ、体重約100キロまでに成長した。
豪太とクルミに第2子の繁殖を促すため、来年1月下旬、釧路市動物園へ移される予定のミルク。同水族館では最初で最後の誕生会となる当日、多くの来館者を前にケーキをかたどった氷がプレゼントされたほか、4月に発売された即席麺「シロクマヌードル」の売り上げの一部が、「あきた食彩プロデュース」(秋田市中通5)から寄付された。今月21日には、「ミルク写真集」(1,200円)の発売も予定する。
営業時間は9時~16時(冬季)。入館料金は1,000円(小中学生=400円、福祉・団体割引あり)。ミルクは来年1月下旬まで見ることができる。