秋田の観光情報サイト「まるまる秋田」の提案をきっかけに生まれた新メニュー「巾着そば」が5月17日、大仙市大曲のすし店・弁天で発売される。
同市の人気ラーメン店「麺屋にぼすけ」の自家製麺を使い、辛味を効かせた鶏ガラ・ベースのスープに納豆やひき肉などを油揚げで包んだ巾着をトッピング、和風ラーメンに仕上げた。
ご当地グルメ「大曲納豆汁」の認定店として地域興しにも取り組む同店だが、「納豆汁だけで客を呼び込むことは難しい」(同店の米澤知美さん)と感じていたところ、同サイトを運営する今野仁さんから「郷土料理・納豆汁と地元ラーメン店の自家製麺を組み合わせてみては」との提案を受けた。1月下旬から新メニューの開発を進め、専門家のアドバイスも受けながら完成にこぎ着けた。
「女性でも完食できるさっぱりした味わいに仕上げた。すし店のラーメンは珍しいのでは(笑)」と米澤さん。「皆さんに召し上がっていただくことを通じて、大曲と納豆汁を知ってもらうきっかけにできれば」とも。
価格は850円。1日20食限定。