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秋田で前衛舞踏家・土方巽テーマに講演会-記録フィルム上映も

秋田市出身で世界的な前衛舞踏家として知られる土方巽

秋田市出身で世界的な前衛舞踏家として知られる土方巽

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 秋田市出身で世界的な前衛舞踏家として知られる土方巽(たつみ)がテーマの講演会「BUTOHの世界-東北の風土と新たな肉体表現」が12月4日、秋田市文化会館(秋田市山王7)で開かれる。

前衛舞踏家・土方巽の作品「疱瘡譚」の一場面

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 1959(昭和34)年の舞踏作品「禁色」の発表を皮切りに、1968(昭和43)年の「肉体の叛乱」で独自の舞踏を確立したとされる土方。1970年代には、郷土秋田の風土や日本人としての肉体を基盤にしながら西洋のダンス概念を覆す舞踏を追求し、ヨーロッパを中心に「BUTOH」として広まるブームも起こした。

 秋田市教育委員会などが土方の没後25年に合わせて企画した。講演会では、1972(昭和47)年から土方の舞踏公演の制作に携わり、現在は資料の保存と公開活動などに取り組む森下隆さんを講師に招き、土方の舞踏の考えや表現を紹介するほか、記録フィルム「肉体の叛乱」「疱瘡譚」も上映する。

 開講時間は13時30分~16時。入場無料。問い合わせは秋田市教育委員会文化振興室(TEL 018-866-2246)まで。

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