プレスリリース

内陸からごみ削減を呼びかける 山並み100キロ走破!ウルトラマラソンでプロギングチャレンジ2025

リリース発行企業:ソーシャルアクションネットワーク

情報提供:

あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、9月28日(日)に仙北市角館-北秋田市鷹巣間の山並みを駆ける、2025北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソンと連携し、100キロウルトラマラソンでのプロギングチャレンジを実施しました。大会前の8月下旬には、開催地の秋田県仙北市を襲った記録的大雨により、コース脇を流れる桧木内川が氾濫。上桧木内地区に警戒レベル5の緊急安全確保が発令され住民生活にも大きな影響が出ました。大会開催も危ぶまれましたが、関係者の努力により無事に大会が行われ、今年も多くの鉄人ランナーが秋田路を駆け抜けました。
地域活性の取り組みの一助として始まったこの大会も33回目を迎え、県内外のランナー827人が出走。
ランナー達は、大雨被害の痕跡が残るコースを含め100キロ先のゴールを目指して、体力の限界に挑みました。 この活動は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の取り組みの一環で開催するものです。



イベント概要

・開催概要  山並み100キロ走破!ウルトラマラソンプロギングチャレンジ20225
・日程    2025年9月28日(日)     ※27日(土)開会式/前夜祭
・開催場所  仙北市角館-北秋田市鷹巣間 100キロ
・参加人数  3300人以上(ランナー827人+ボランティア、大会スタッフ・応援者 2500人以上)
・協力団体  100キロチャレンジマラソン事務局、秋田県民生協会仙北市、北秋田市、秋田放送 他



運営スタッフ、ボランティアのおもてなしがランナーを後押しするウルトラマラソン

ランナーや応援以外に、大会に関わるスタッフや地元ボランティアはおよそ2000人以上となります。この大会の魅力は、秋田の大自然を感じながら走るコースはもちろん、沿線でのたくさんの大きな声援、自衛隊や地域住民、高校生など多くの地元ボランティアのおもてなしが大会を支え盛り上げる、温かさあふれる人気のマラソン大会です。大会1週間前には、ランナーたちが綺麗なあきたの自然を感じ気持ちよく走れるようコース上のおもてなし清掃活動も行われました。  



大会関係者そして被災地域の方々に感謝を込めてのプロギング

大会前の8月20日にコース上の上桧木内地域を襲った記録的大雨。コース脇を流れる桧木内川が氾濫し、多くの建物が浸水。泥水や流木、土砂が流れ込み住宅が被災したボランティアもいた中での大会開催。
プロギングに参加したランナーは、被災地域のごみを一つでも拾って復旧のお役に立てればと話すランナーや、大会前日の受付時に被災地の為にと、急遽プロギングの申込をされるランナーもいました。
コース20カ所に設けられたエイドステーションでは、ドリンクの他、おにぎりやバナナ、地区で準備された食べ物が置かれ、ボランティアスタッフのおもてなしがランナーを後押しすると共に、過酷なレースに挑むランナーと、復旧へ前を向く被災者が励まし合う姿も見られました。



プロギングランナーの声  

■ランナー「大雨での被災。復旧途中の大変な中での開催。感謝しかありません。」
■ランナー「川の氾濫の影響なのかいつもよりごみが多かった」
■ランナー「今回のプロギングは最後100キロまでやり切ります。走らせてくれてありがとう」
■ボランティア「ランナー達の走る姿を見て元気、勇気をもらった」
■ボランティア「マラソンしながらも重いをごみをもってきてくれた。まさに鉄人です」



<団体概要>
団体名称: あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL: https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容  : 秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接しています。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼります。最近の調査によりますと、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われています。本事業は、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ、海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていくものです。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成します。






CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/






日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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