プレスリリース

医療法人久幸会グループ(秋田県)へアジアからの外国人人材を紹介するサービス「bridge」から16名が採用決定

リリース発行企業:株式会社エネクト

情報提供:


ミャンマーでの集団面接の様子

株式会社エネクト(本社:東京都千代田区、代表:山田卓、以下エネクト)は、アジア各国からの外国人人材を紹介するサービス「bridge(ブリッジ)」にて、久幸会グループ総合医療福祉サービス(本社:秋田県秋田市、代表:稲庭淳、以下同グループ)での採用が決定しました。内定は女性16名で、内14名は同グループの埼玉県、2名が秋田県の同グループ運営介護施設にて勤務予定です。

現在エネクトでは、約200名の外国人就労者の支援を行っています(2024年10月時点)

介護現場での特定技能外国人大量採用の背景
2025年以降、日本は国民の5人に1人が後期高齢者(75歳以上)という超高齢化社会となり、労働力不足が大きな課題となっています。2020年4月には、新たな在留資格「特定技能」により、一部の専門分野で即戦力となる外国人の就労が可能になりました。今後も、「育成就労」制度の導入など、日本で働く外国人人材の活躍がますます不可欠となっています。
一方、一部の人材ビジネスにおける様々なトラブルも耳にするようになりました。エネクトでは、夢を持った優秀な外国人人材が、安心して日本で働くことができるような環境を用意するため、日本各地に介護福祉・医療・教育分野などの事業を有するGenki Groupに参画し、bridgeの提供を開始しました。まずはミャンマーからの人材を中心に、今後は、カンボジア、インドネシア、フィリピンからの人材も紹介予定です。

不安定な情勢の影響で、日本で働きたい若者が増えているミャンマー
ミャンマーではコロナ禍だけでなく、政変による影響で国際社会から取り残され、未だ2020年から時が止まってしまっていると言っても過言ではありません。また、国際的な円安を上回るチャット安が大幅に進んでおり、ミャンマーにおいては円安の影響はありません。さらに、徴兵制の開始により、国外へ行きたい若者が増えていることで日本熱も高まっております。アメリカ、オーストラリア、シンガポール、韓国、タイなどで就労する若者も多くいる中で、治安の良さや特定技能等の就労制度による権利、アニメやアイドルなど独自文化への興味から、日本は現在でも人気の国となっています。

bridgeの特長
1.現地での教育から日本入国支援までを一貫してサポート
bridgeは「登録支援機関」として、アジア各国からの優れた特定技能取得者の採用支援と、現地での教育から入国支援までをワンストップでサポートしています。入国時に必要な公的機関の手続きに始まり、日本での住居探しから家具家電の手配まで行っているため、来日後すぐに安心して生活を始めることが可能です。

2.会話に特化した日本語授業や、業務内容に合わせた実習の実施
来日前は現地にて、会話に特化した日本語の授業(計240時間)や、従事する業務内容に合わせた職業実習(計240時間)を行います。日本での生活により早く順応できるよう、日本人特有の文化や規則についても学んでいます。


エネクトが運営するミャンマー・ヤンゴンにある学校で日本語を学ぶ生徒たち

3.就労後も安心して働けるよう支援グループによる相談窓口を設置
bridgeでは、外国人就労者が日本へ入国した後も安心して働けるよう、1ヶ月に1回のオンライン面談、3ヶ月に1回の対面での面談を実施しています。外国人担当者を中心とした支援グループを東日本と西日本に設置し、職場での困りごとから生活する上での相談まで対応しています。

bridge」公式サイト:
https://genki-bridge.co.jp/

久幸会グループ総合医療福祉サービス 代表 稲庭淳様からのコメント

久幸会グループ総合医療福祉サービス 代表 稲庭淳様
この度はエネクト様とご縁をいただき、嬉しく思います。弊社は秋田を中心に医療介護事業を展開しており、近年は関東でも事業を拡大しつつありますが、どの地でも最大の懸念事項が人材不足です。特に秋田は深刻で、高齢化率は日本1位、2045年には50%に到達し、2人に1人は高齢者となります。こうなると、どうあっても人手は足りません。
システム化による業務の効率化と外国人材の採用を模索してきた中で、ミャンマーの方々は国の事情、宗教、言葉など多くの面から日本で働くことに親和性があり、介護の面ではより顕著であることがわかったため今回の採用に至りました。
私どもは大変厳しい状況にありますが、同時にチャンスだと捉えています。一等先んじて超高齢化に突入する秋田で確固たるメソッドを築くことができれば、グループのどこでも通じる試金石になるに違いありません。ひいてはそれが我々だけでなく多くの方の助けとなると信じます。
 エネクトという架け橋を通じて、ミャンマーの方々と協力する事で、この先の10年を邁進する所存です。



株式会社エネクト 代表 山田卓からのコメント

株式会社エネクト 代表 山田卓
数多ある登録支援機関の中から、当社の取り組みに共感いただき、久幸会グループ様からお選びいただけたことを心より感謝申し上げます。日本でも特に地方における労働力不足は、地方から都市への人口流出と少子高齢化により大きな課題となっており、企業の存続危機に立たされる要因となっています。また、労働力不足解消の一助となる外国人就労者の雇用が進んでいない地域が多く、ノウハウの積み上げもされていないため、外国人就労者の雇用に二の足を踏んでいる企業が多いのが現状です。外国人就労者においても、行政との連携等、地方で雇用が継続できるモデルを構築していく必要があると考えています。「bridge」として地方の労働力不足を解消するモデルを構築するため、久幸会様と共に介護業界におけるモデルケースの創出を目指します。



株式会社エネクトについて
会社名:株式会社エネクト
所在地:東京都千代田区内神田2丁目7番13号 山手ビル3号館3階
代表:山田 卓
事業内容:特定技能登録支援機関
設立日:2021年4月9日
資本金:2,000万円

Genki Groupについて                      
国内外に医療、介護福祉、教育、生活支援を事業内容とする30以上の法人、6,000人の従業員を有するGenki Group。グループの保有する豊富なアセットを活用し、事業創造・運営を行っています。また、2024年度には設立50周年を迎え、活動方針として「自己変革」を掲げています。元気グループの「医療」「介護」「教育」「生活支援」の場を利用する皆さんが、行き交う場所を『幸せの駅』と定めました。各分野で革新的なプラットフォーム『幸せの駅』を確立させ、「平和」と 「幸せ」の担い手としての活動を目指していきます。
URL: https://genki-group.jp/

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