地場産野菜の販売促進などを行う農業プロジェクト「秋田七野」が5月29日、PRイベント「誕生祭」を秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開催する。主催は秋田市農林部。
秋田市産の野菜や市認定特産品の販売促進が目的の同プロジェクト。地元デザイン会社が中心となって「チーム831(やさい)」を結成し、昨年11月から準備を進めてきた。
小松菜やホウレンソウ、アスパラガスなど7種類の野菜をモチーフにオリジナルキャラを考案したのは、自身も農業に携わるグラフィックデザイナーの渋谷和之さん。プロジェクトのテーマソング「ななやの唄」も制作したほか、販売する野菜に収穫日を明記するなどして、「秋田七野」ブランドの確立を目指す。
当日は、同ブランド野菜の販売や野菜ソムリエの藤村ゆきさんと渋谷さんが野菜や農業をテーマにしたトークイベントを開くほか、地元の料理研究家・米本かおりさんがプロデュースするカフェの出張出店も行う。
「これまでに考えられなかったような角度から農業周辺のことを考えていきたい。後継者に悩む農家も少なくないが、特に若い世代の皆さんに農業の面白さを伝えられれば」と渋谷さん。
開催時間は9時30分~16時30分。入場無料。
問い合わせはバウハウス・チーム831局(千秋城下町、TEL 018-836-3900)まで。