秋田で地元作家の「工芸品展」-地元短大生とのコラボ作品も

地元作家と工芸品をコラボ制作した秋田公立美術工芸短期大学の皆さん

地元作家と工芸品をコラボ制作した秋田公立美術工芸短期大学の皆さん

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 「秋田市工芸品まつり」が現在、秋田県総合生活文化会館・アトリオン(秋田市中通2)で開催されている。

秋田の木工作家と地元短大生がコラボ制作した「木製イス」

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 秋田の工芸品の品質向上や販路拡大を図ることなどを目的に、工芸品の展示販売や現代の名工による実演、はしや指輪など「工芸品づくりの体験コーナー」(800円)などを行う同イベントは、今回で32回目。

 「桜皮細工」「木工家具」など木工芸品や「秋田銀線細工」「杢目銅(もくめがね)」など金属工芸品、陶芸品や漆芸品などを手掛ける20社が出展するほか、「心にうつわ展」と題し、秋田公立美術工芸短期大学の学生や卒業生10人が地元の工芸作家6人とコラボ企画した木工品やテキスタイル作品など約1,800点を展示販売する。

 萩原製作所(向浜1)の萩原易雄さんと「木製イス」をコラボ制作した同短大で映像デザインを専攻する千葉愛美さんは「出品した作品は、萩原さんが制作した木製イスがベース。私が気が付いたことを製品デザインに反映していただくために、1日中萩原さんのイスに座って考えた(笑)」とし、「プロの工芸作家の技術力は本当に素晴らしく、学生の私にはいい勉強の機会をいただいたと思う」と話す。

 開催時間は10時~17時30分(最終日は17時まで)。2月15日まで。

 同17日には、工芸作家と同短大のコラボ企画の報告会も兼ねたトークイベントを市民交流サロン(東通仲町)で開催する。参加無料。

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