秋田県庁第二庁舎前に8月3日・4日、秋田の複数の温泉源泉を指先で体験する「指湯」スポットが開設されている。
夏祭り「竿燈」に合わせて開催する秋田県庁第二庁舎前の「指湯」スポット
秋田の夏祭り「竿燈」の開催に合わせて観光客など竿燈の観覧者向けに開く同企画は、「たらい」に入れた秋田県内にある6カ所の温泉源泉を指先で気軽に体験してもらおうというもので、各温泉に最寄り駅を持つ「秋田内陸縦貫鉄道」「由利高原鉄道」の両ローカル鉄道のPRの一環。
「指湯」を体験できるのは、「角館温泉」「西木温泉」「乳頭温泉郷」「打当温泉」「クウィンス森吉」「杣(そま)温泉」から採取した源泉。計200リットル以上を用意し、体験時にポットで保温した源泉とタンクに用意したぬるめの源泉を合わせて湯加減を調整する。開催初日に体験した女性は「指先だけでも意外にリラックスできた」と満足した様子。
同企画を担当する北秋田地域振興局の畠山さんは「足湯よりも気軽に体験いただける。指先で気軽に湯めぐり体験をしながら、秋田の温泉の良さを実感してもらえれば」と話す。
開催時間は両日15時~18時30分。無料。