秋田県・秋田の食販売推進課は6月15日、秋田の食材を生かした新メニュー「あきたの新名物メニュー」コンテストの募集を始めた。
「秋田らしさや味、手軽さ」などを審査基準に、県産食材の調理法を競う地産地消が趣旨の同コンテスト。「米を除く県産食材を2品以上使用すること」「調理の所要時間は30分程度」を条件に、既に地域に浸透している料理でも、何らかの独自性が加味されていれば完全な創作料理でなくても応募できる。
審査員は、料理評論家の服部幸應さんのほか、県内の専門家が務め、8月下旬の書類審査、9月6日の試食審査を経て、10月11日に開催予定の「食の国あきた県民フェスティバル」会場で最終試食審査を行い、「キッズ大好き部門」「あきたどんぶり部門」の2部門で最優秀賞などを決める。
同課担当者は「地域の食材は、何より地域の皆さんがおいしく食べられることが大切」とし、「地場産の食材を家庭で上手に料理して食べている人もいると思う。秋田の米をおいしく食べられるメニューを教えてもらえれば」と応募を呼び掛ける。
各部門の最優秀賞に賞状と副賞5万円分の商品券、特別賞には同3万円を贈る。
応募資格は秋田県内の在住者。締め切りは8月20日。応募用紙はホームページからダウンロードできる。